IPフォンがいーなー、でもわかんなーい、という実家の両親のためにVoIPアダプタ(左の白いハコ)というものを設置しました。紆余曲折を経てなんとか開通!「ありがとう!で、これって一体?」。果たして彼/彼女らの生活は「便利」になっているんだろうか?
紆余曲折というのは、VoIPアダプタをマニュアルどおり設定しても使用できなかったこと。プロバイダのサポートに電話で相談したところが、「お客様の設定は正しいようですので、専門の技術サポートに変わります」、今度は「アダプタを一旦初期化するとうまく行くかもしれないのですが、それはお客様の責任でやっていただくことになります、したがってそうしろとは申し上げられません」。そこで紹介してくれたアダプタ供給元のサポートは「あ、初期化ですね、やって下さい。20分後に確認の電話入れますので、もし駄目なら機器の点検ということで」。結局は、初期化して一から設定をやり直すと、問題なく動作しはじめました。なんと馬鹿馬鹿しい。いやぁ、ユーザーサポートの方も大変ですなあ。
しかし、きっとここからが大変。ADSLによる常時接続は、なぜかよく落ちる。接続が切れたとき、自動で再接続してくれればよいのだが、モデムにその機能がない。だから今後は、インターネットとの接続が切れているために電話がつながらない、といった事態が起こるだろう。
技術者の皆様、ぜひ黒電話一台でIPフォンが使えるようにしてあげて下さ~い。