2016年の抱負

まずは、2015年中に直接・間接に関りのあったすべての方にお礼を申し上げたいと思います。

昨年2015年は、3月に精神保健福祉士の試験に合格して登録も済ませることができました。5年間にわたる学生支援関連組織の管理運営の担当期間中に、社会福祉士と精神保健福祉士の2つの資格が取得できたことは、なかなか得難い貴重な経験をさせてもらえたと思い、自分の幸運を喜んでいます。いままで「なんで学校っていつもこうなんだろう?」「なんでこんな当たり前のことが学校ではできないんだろう?」と不思議に思っていたことの謎が解ける発見が毎日のようにあった5年間でした。複数の視点から物事を見ることの大切さに改めて気付いた5年間でもありました。しかし、これも、上司の理解があったからできたことでした。もっとも、資格取得にあたって、勉強は勤務時間外に行い(これは「仕事をサボっている」と言われないために自分で徹底していました)、養成施設の学費は私費(社会福祉士・精神保健福祉士の両方とも国の「教育訓練給付金」の支給を受けました)、スクーリングや現場実習はすべて年休を活用して受けましたので、目に見える支援はなかったのですが、上司や同僚の理解という目に見えない支援が不可欠でした。今は時代も変わり、支援関連業務からは2015年4月1日付で退任となりましたので、今後は、これまでの経験を現場の仕事に生かすことはもちろん、ソーシャルワーカーとして仲間を増やしソーシャルアクションにつなげるところまでをゴールに見据えて、粘り強く頑張りたいと思っています。学生の権利擁護、そして教育に携わる人々の職業倫理、この2つは、学校が今後も教育に必要な場とされるためにどうしても教育の現場に確立しなければならない課題だと信じています。

教育研究の分野では、上記の5年間は十分な成果が上げられない停滞期となってしまいました。組織運営の業務では、新しい組織の立ち上げを実現して刺激的な経験を大いにして、それなりに楽しかったのですが、調査をしたり、学生と身近に直接かかわる機会が減ってしまい、寂しい思いもありました。2015年4月から現場の仕事に戻り、本来の教育研究の業務の楽しさを改めて認識しているところです。来年度の校務分掌がどうなるかわかりませんが、教育研究の分野で実現したい課題がたくさん溜まっているので、しばらくは教育や研究の現場の仕事をやらせてほしい、という気持ちで一杯です。

私生活では、仕事と無関係と言える時間を、より多く確保する、という目標を立てています。日本では当たり前なのかもしれませんが、勤務時間も土日も関係なく、仕事で必要とあらば取り組んでいる、という姿勢、見方によれば仕事に熱心なのかもしれませんが、家族や友人など、その業務の文脈から外れた人から見ると「病気」以外のなんでもありません。教育職員のオーバーワークは、若い人々の職業に対する常識の形成にも悪影響を及ぼすと確信しています。決まった時間になったから帰るというわけにはいかない仕事ではありますが、少なくとも病識を持って、目標を掲げ、改善に向けて少しずつでも結果を出していきたいと思います。

昨年の正月に、システム更新のため更新を一時中断しますと書いたきり、その後も時間が取れず、まだ古いシステムで記事を書いています。2016年も引き続きよろしくお願いいたします。